高野山 金剛峯寺は、和歌山県にある真言宗の総本山で、弘法大師空海が816年に開いた霊場です。四国霊場88ヶ所の総本山ともいえる存在で、巡礼を終えた人々が最後に訪れる「結願所」としても知られています。境内には壮大な伽藍や美しい庭園が広がり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としても登録されています。
本坊
高野山真言宗の総本山である金剛峯寺の本坊は、高野山の中心部に位置し、宗派の中枢として重要な役割を果たしています。高野山全体が「一山境内地」と称され、至る所がお寺の境内地であり、高野山全体がお寺としての役割を持っています。その中で、本坊は宗派の中心地として、多くの参拝者や観光客に訪れられています。
大玄関
小玄関
会下門
新別殿
蟠龍庭
阿字観道場
台所
鐘楼
御朱印
大門
高野山の玄関口として知られる金剛峯寺の大門は、その壮大な佇まいと歴史的価値で訪れる人々を魅了しています。高さ25.1メートル、幅21.6メートルの大門は、1705年に再建され、国内で二番目に大きいとされる迫力満点の金剛力士像(仁王像)を左右に安置しています。この門をくぐると、高野山の神聖な空気が感じられ、信仰の地への旅が本格的に始まります。
壇上伽藍
和歌山県高野山に位置する金剛峯寺 壇上伽藍は、真言宗の開祖である弘法大師(空海)が最初に建立した道場であり、高野山の中心的な聖地です。この伽藍は真言密教の思想を体現する建築群として知られ、多くの歴史的・文化的価値を持っています。 特に有名なのが、壮麗な朱塗りの「根本大塔」。高さ約48.5メートルを誇るこの大塔は、真言密教の象徴であり、内部には大日如来が祀られ、壁や柱には美しい曼荼羅が描かれています。また、壇上伽藍内には「金堂」や「御影堂」など、密教世界を表現する重要な堂宇が点在しています。 訪れる季節によって異なる美しさを楽しめるのも魅力のひとつ。特に秋には、紅葉と根本大塔の鮮やかなコントラストが訪れる人々を魅了し、冬には雪景色が伽藍をさらに神秘的に包み込みます。また、ライトアップされた夜の伽藍は、幻想的な雰囲気を醸し出し、多くの人々に感動を与えています。 荘厳な建築美と静寂の中で、心が洗われるようなひとときを過ごしてみませんか?金剛峯寺 壇上伽藍は、訪れる人々に深い感銘を与える特別な場所です。
中門
金堂
登天の松と杓子の芝
六角経蔵
御社
山王院
西塔
孔雀堂
准胝堂
御影堂
大塔
鐘楼
御朱印
高野山 霊宝館
高野山霊宝館は、高野山の貴重な文化財を保存・展示する施設として1921年に開設されました。その豊かなコレクションは「山の正倉院」とも称され、国宝や重要文化財を含む約10万点の美術品や歴史資料が収蔵されています。仏像や仏画、工芸品など、密教美術を中心とした展示品は、訪れる人々に高野山の精神文化や歴史を深く感じさせてくれます。
御朱印
高野山大師教会
高野山大師教会は、高野山真言宗の総本部として、教えの普及や信仰の実践の場として重要な役割を果たしています。大正14年(1925年)、高野山開創1100年を記念して建立された大講堂を中心に、荘厳で静寂な雰囲気が訪れる人々を包み込みます。本尊には弘法大師が祀られ、脇仏として愛染明王と不動明王が安置されています。
女人堂
金剛峯寺の女人堂は、高野山への七つの登り口「高野七口」の一つである不動坂口に位置し、かつて女性の参籠所として設けられた建物です。明治5年(1872年)に女人禁制が解かれるまで、女性の高野山への立ち入りは厳しく制限されており、各登り口に女人堂が設けられていました。現在、現存する唯一の女人堂として、歴史的価値が高く評価されています。
御朱印
小杉明神社
小杉明神社は、和歌山県高野町の高野山に位置し、歴史的な価値を持つ神社です。女人堂の隣にあるこの神社は、小杉という女性にまつわる伝説に由来しています。小杉は、かつて越後の国で生きた女性で、結婚後に継母の策略により命を落としかけましたが、弘法大師の加護によって命を取り留め、高野山に辿り着いたと伝えられています。ここで彼女は、女性の参詣者を迎え入れるための堂を建立したと言われ、女性信仰の拠点として重要な役割を果たしてきました。
お竹地蔵尊
お竹地蔵尊は、和歌山県高野町の高野山に位置する歴史ある地蔵尊で、女人堂の前に安置されています。この地蔵尊は、女性参詣者を守護するために建立されたと伝えられ、女性信仰の象徴的な存在となっています。古くから多くの信仰を集め、訪れる人々に安らぎと守りを与えてきました。
交通安全地蔵尊
不動坂口
徳川家霊台
金剛峯寺の徳川家霊台は、江戸幕府初代将軍・徳川家康と2代将軍・徳川秀忠を祀る霊廟です。1643年に3代将軍・徳川家光によって建立され、歴史的な価値が高い場所として多くの参拝者に親しまれています。霊台は一重宝形造りの建物が並び、中央には徳川家の象徴である三つ葉葵の紋が刻まれており、その荘厳な姿は訪れる人々を圧倒します。
家康霊屋
秀忠霊屋
苅萱堂
金剛峯寺の苅萱堂は、親子の絆と仏道修行を象徴する場所として有名です。この堂は、苅萱道心とその子・石童丸の伝説に由来しています。苅萱道心は、仏道修行に専念するために子どもを山に送り出すという悲しい決断を下したと伝えられています。この物語は、親子の愛情や仏道の深さを感じさせ、訪れる人々に強い感動を与えます。
奥の院
高野山 金剛峯寺 奥之院は、弘法大師空海が入定した聖地で、真言宗の信仰の中心とされる場所です。荘厳な雰囲気に包まれた参道や歴史ある墓碑群が特徴で、多くの参拝者が心の安らぎを求めて訪れます。
英霊殿
へいわばし
護摩堂
水向け地蔵
水行場、玉川
御廟橋
御朱印
0コメント